乳がんとは

乳がんの症状

乳がんの症状としてよく知られているのが、乳房にできたしこりです。ただし、しこりに触れたからといって、乳がんとは限りません。 良性のものも多くあります。乳がんのしこりは、ゴリッとしていて硬く、あまり動かないことが特徴です。 また、乳頭から血液が混じった分泌液が出たり、乳頭部がただれたり凹んだり、乳房に凸凹ができたりすることもあります。 ただし、初期には自覚症状はほとんどありません。 たとえば、乳がんが乳管内にとどまっている状態を「非浸潤がん」(ステージ0)と言いますが、非浸潤がんの段階で見つけようと思ったら、しこりができる前に発見しなければなりません。 ですから、上記のような症状に気づいたら、なるべく早く医療機関にかかりましょう。

乳がんの治療法

乳がんの治療法には、手術、薬物療法(ホルモン療法、化学療法、分子標的薬治療)、放射線療法があります。 ステージ0の非浸潤がんの場合、手術でがんを取り除けば転移や再発の可能性はほとんどないため、「乳房温存手術(乳房部分切除術)」または「乳房全摘手術(乳房切除術)」を行います。 ただし、温存手術の場合は、術後に放射線療法を組み合わせます。 ステージⅠ、ステージⅡ、ステージⅢの一部も、手術が基本ですが、再発予防のため、あるいは温存手術を可能にするために、術前や術後に薬物療法や放射線療法を組み合わせるケースが増えています。 また、リンパ節への転移が認められる場合は、わきの下のリンパ節を取り除く「腋窩リンパ節郭清」を行います。 手術前の検査でリンパ節転移が見られない場合は、「センチネルリンパ節生検」といって、乳がん細胞が最初にたどりつくリンパ節を採ってリンパ節転移の有無を調べ、腋窩リンパ節郭清が必要かどうかを判断します。 ですから、上記のような症状に気づいたら、なるべく早く医療機関にかかりましょう。

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乳がんの治療法について

※対象DPC病院において2016年4月~2017年3月に当該DPC入院で退院

乳がん治療の手術率

手術あり
割合
89%
平均入院日数
9.5日
手術なし
割合
11%
平均入院日数
8.1日

手術率

手術を受けない場合の治療法割合

化学療法
割合
72.5%
平均入院日数
5.1日
放射線療法
割合
8.7%
平均入院日数
34.2日
特別処置のみ
割合
0.3%
平均入院日数
18.0日
上記以外の診療行為のみ
割合
18.5%
平均入院日数
7.3日

治療方法(手術なし)

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